給湯器は「取り外し」と「処分」を分けて考えます。取り外しを頼む先、外した本体の出し方、エコキュートのタンクの扱いをまとめました。
目次
給湯器を処分するときの考え方
給湯器は家電の中でも例外的に「自分で外せない」設備です。ガス管・電気の配線・水道管につながっているため、取り外しには資格のある工事が要ります。この記事では、取り外しを誰に頼むか、外した後の本体が何ゴミになるか、重い貯湯タンクをどう運ぶか、実家の空き家に残った給湯器をどうするかを順に説明します。
給湯器は自分で外せない:まず取り外しの手配
ガス給湯器はガス管の接続を切る作業に資格が要り、電気温水器・エコキュートは200Vの配線を扱うため電気工事士の作業になります。水道の接続も止水と配管の処理が要ります。自分で外そうとするとガス漏れ・感電・水漏れの危険があるため、取り外しは必ず業者に頼んでください。
処分の流れは「取り外し(業者)→ 本体の処分(自治体か業者)」の2段階です。取り外しと処分を同じ業者に頼めば一度で済みます。
種類別の取り外し先(ガス・電気・エコキュート・石油)
- ガス給湯器(都市ガス):契約しているガス事業者か、ガス機器の設置業者。
- ガス給湯器(プロパン):LPガスの販売店。ボンベの撤去も同じ店に頼めます。
- 電気温水器・エコキュート:設置した電気工事店・住宅設備業者。電力会社の契約(深夜電力など)の変更も確認します。
- 石油給湯器:灯油タンクの灯油を抜く作業も要ります。設置した業者か燃料店に相談してください。
購入・設置した業者が分からない場合は、本体の銘板にあるメーカーの相談窓口か、お住まいの地域の住宅設備業者に連絡します。灯油の抜き方は石油ストーブの処分方法でも説明しています。
外した本体は何ゴミ?
取り外した給湯器本体は、自治体によって「粗大ごみとして受け付ける」「設備機器として受け付けない(業者処分)」に分かれます。
- 受け付ける自治体:粗大ごみ受付に申し込み、手数料券を貼って指定場所へ出します。
- 受け付けない自治体:取り外した業者に処分まで依頼するか、回収業者へ。
- エコキュートのヒートポンプユニット:冷媒が入っているため、フロン類の回収が要る場合があります。業者に処分を任せるのが確実です。
申込の前に、お住まいの自治体の公式サイトで「給湯器」「電気温水器」の項目を確認してください。
エコキュート・電気温水器の貯湯タンクの水抜きと搬出
貯湯タンクには300〜500リットル前後の水が入っています。水が入ったままでは数百kgになり動かせません。
- 電源を切る:ブレーカーを落とします。
- 給水を止める:給水配管の止水栓を閉めます。
- 排水する:タンク下部の排水栓を開けて、排水口に流します。お湯が残っている場合はやけどに注意し、冷めてから行ってください。
- 配管を外す:ここからは業者の作業です。
水を抜いても本体は数十kgあり、基礎にボルトで固定されています。搬出は2人以上で、設置場所から道路までの経路(狭い通路・段差)を事前に確認します。
買い替えなら設置業者に、空き家なら処分だけを
買い替えの場合は、新しい給湯器を設置する業者が古い機器を引き取るのが普通です。見積りに「既存機器の撤去・処分費」が含まれているかを確認してください。
実家が空き家になり、給湯器を外すだけで新しく付けない場合は、設置業者に取り外しだけを頼むか、処分まで含めて回収業者に相談します。ガスの閉栓・電気の解約は、取り外しの前に済ませておきます。
実家の家財とまとめて片付けるときは
やるよでは、取り外し済みの給湯器・電気温水器・エコキュートを、ご実家の家財や物置の中身とまとめてお引取りします。取り外しがまだの場合は、設備の種類と設置場所をお聞きしたうえで、取り外しの手配を含めてご案内します。空き家の片付けでは、給湯器のほかにエアコン・物置・庭の品が同時に出ることが多く、一度の見積りでまとめて対応します。
同時に出やすい品については、エアコンの処分方法と物置の処分方法もご覧ください。家財をまとめての片付けは不用品回収、ご実家の整理は遺品整理・生前整理のページでご案内しています。
取り外し
- 頼む先
- ガス事業者・電気工事店・設置業者
- 注意
- 自分では外さない(資格が要る)
本体の処分
- 出し先
- 粗大ごみか業者処分
- 注意
- 受け付けの可否は自治体で確認
まとめて片付け
- 向くとき
- 空き家の家財・物置・エアコンと一緒に
- 注意
- 取り外しの有無を先に伝える
まとめ
- 給湯器は自分で外せません。取り外しは資格のある業者へ。
- ガスはガス事業者・LP販売店、電気は電気工事店・設置業者、石油は灯油を抜いてから。
- 外した本体は粗大ごみか業者処分。自治体で異なります。
- 貯湯タンクは水を抜いてから。それでも重いので2人以上と経路の確認を。
- 買い替えは設置業者に撤去込みで。空き家なら処分だけを回収業者へ。









