高齢になった親が、ごみ出しに苦労している。重いごみ袋を、収集場所まで運ぶのが難しくなってきた。そんな心配を抱える方に…
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名古屋市「なごやか収集」を活用しよう|ごみ出しが大変な方を支える仕組み
高齢になった親が、ごみ出しに苦労している。重いごみ袋を、収集場所まで運ぶのが難しくなってきた。そんな心配を抱える方に、ぜひ知っていただきたいのが、名古屋市の「なごやか収集」という仕組みです。これは、ごみ出しが困難な方のために、市が自宅の玄関先まで直接ごみを収集にきてくれる、ありがたい市民サービスです。この記事では、なごやか収集の対象者や申し込み方法を、わかりやすくお伝えします。
なごやか収集とは?
「なごやか収集」は、名古屋市が実施している市民サービスです。名古屋市が収集する家庭ごみや資源を、決められた排出場所まで持ち出すことが困難な方を対象に、原則として、市がご自宅の玄関先に出されたごみや資源を、直接収集にきてくれるという仕組みです。
名古屋市では、平成13年(2001年)8月から、この「なごやか収集」を続けています。20年以上にわたって、ごみ出しに困る高齢の方や障害のある方の暮らしを、支えてきた制度です。ごみ出しが体力的につらくなってきた親御さんにとって、大きな助けになります。
対象となるのはどんな方?
なごやか収集は、誰でも利用できるわけではありません。ごみや資源を、一人で持ち出すことができず、親族や近所の方の協力を得ることも困難な方が対象です。具体的には、次のいずれかに該当する方です。
要介護+高齢の一人暮らし
- 条件
- 要介護認定を受けた65歳以上の一人暮らし
- ポイント
- ごみ出しが困難な方
身体障害者で一人暮らし
- 条件
- 身体障害者手帳をお持ちの一人暮らし
- ポイント
- 持ち出しが困難な方
精神障害者で一人暮らし
- 条件
- 精神障害者保健福祉手帳をお持ちの一人暮らし
- ポイント
- 持ち出しが困難な方
知的障害者で一人暮らし
- 条件
- 愛護手帳をお持ちの一人暮らし
- ポイント
- 持ち出しが困難な方
※同居者がいても、その同居者が高齢者や年少者などでごみ出しが困難な場合は、対象となることがあります。詳しい条件は、名古屋市の公式サイトやお住まいの区の環境事業所で確認してください。
なお、一人でごみや資源を持ち出すことができる方は、利用できません。申し込みのあと、環境事業所の職員が訪問して状況を確認し、利用の可否が決定されます。
収集してもらえるごみ・資源
なごやか収集では、幅広いごみや資源を収集してもらえます。
可燃ごみ、不燃ごみ、粗大ごみ、発火性危険物、電池類、蛍光管などのごみ類。空きびん、空き缶、ペットボトル、プラスチック製容器包装などの資源。新聞、雑誌、段ボール、衣類・布類なども対象です。つまり、家庭から出るほとんどのごみ・資源を、玄関先で収集してもらえます。さらに、粗大ごみについては、玄関先まで持ち出すことが困難な場合、屋内から収集してもらえることもあります(この場合は本人以外の立ち会いが必要など、条件があります)。日々のごみ出しの負担が、大きく軽くなります。
申し込みの方法と流れ
なごやか収集の利用を希望する場合は、お住まいの区の環境事業所に申し込みます。流れは次のとおりです。
- 区の環境事業所に申し込む。電話やファクスなどで、なごやか収集を利用したい旨を伝えます。
- 職員による訪問調査を受ける。環境事業所の職員が自宅を訪問し、ごみ出しの状況などを確認します。
- 利用の可否が決定される。調査の結果をもとに、なごやか収集を利用できるかが決まります。
- 収集が始まる。利用が決まると、玄関先まで直接ごみを収集にきてもらえます。
申し込みの窓口は、お住まいの区の環境事業所です。どこに連絡すればよいかわからない場合は、名古屋市の公式サイトで、区ごとの環境事業所の連絡先を確認できます。制度の内容は変わることがあるため、最新の情報もあわせて確認しましょう。
ごみ収集だけじゃない、見守りの意味も
なごやか収集には、実は、ごみを収集する以上の意味があります。それは、高齢の方や障害のある方の、さりげない「見守り」につながるという点です。
定期的に職員が自宅を訪れることで、住んでいる方の様子を、それとなく確認できます。もし、いつも出されているごみが出ていなかったりすれば、体調の異変などに気づくきっかけにもなります。離れて暮らす家族にとって、こうした地域の目が定期的に届くことは、大きな安心につながります。ごみ出しの負担を減らすだけでなく、暮らしの安全を、地域で支える。それが、なごやか収集のもうひとつの価値です。
離れて暮らす家族にできること
名古屋で暮らす親のごみ出しが心配な、離れて暮らすご家族。そんな方にこそ、なごやか収集を知っておいてほしいと思います。
「重いごみを運ぶのが大変そう」「ごみがたまっているのが気になる」。そう感じたら、なごやか収集という選択肢があることを、親御さんに伝えてみてください。申し込みは本人だけでなく、家族が手伝うこともできます。まずは、お住まいの区の環境事業所や、各区の「いきいき支援センター(地域包括支援センター)」に相談してみるとよいでしょう。ごみ出しの困りごとを入り口に、介護や暮らしの支援全体につながることもあります。制度を上手に使って、離れていても、親の暮らしを支えていきましょう。
まとめ|制度を知って、親の暮らしを支える
この記事の内容を、あらためて整理します。
- なごやか収集は、市が玄関先まで直接ごみを収集する名古屋市のサービス
- 対象は、要介護の高齢者や障害のある方などで、一人でごみを出せない世帯
- 可燃・不燃・粗大ごみから資源まで幅広く収集。粗大ごみの屋内収集も
- 申し込みは区の環境事業所へ。職員の訪問調査を経て利用が決まる
- 定期的な訪問が、さりげない見守りにもなる
- 離れて暮らす家族も申し込みを手伝える。まず環境事業所や支援センターへ
年をとると、当たり前だったごみ出しが、大きな負担になることがあります。重いごみ袋を運べずにためこんでしまうと、部屋が片付かず、衛生面や安全面の心配にもつながります。なごやか収集は、そうした困りごとを、地域で支えてくれる、心強い仕組みです。
こうした制度があることを知っているだけで、いざというときの安心感が違います。親御さんのごみ出しが心配になったら、ぜひ活用を検討してみてください。そして、すでに大量にごみがたまってしまって片付けが必要な場合は、名古屋の片付けの専門業者に相談することもできます。制度と専門家を上手に使って、親御さんの暮らしを支えていきましょう。
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