家電4品目で粗大ごみに出せないテレビ。対象になる種類も含め、家電リサイクル法にもとづく5つの処分方法を費用・手間・スピードで比較します。
目次
テレビの処分方法5選|家電リサイクル法の正しい捨て方を解説
テレビは、冷蔵庫・洗濯機・エアコンと並ぶ「家電4品目」のひとつで、自治体の粗大ごみには出せません。家電リサイクル法にもとづいて処分する必要があります。この記事では、テレビの処分方法5つを費用・手間・スピードで比較し、対象になるテレビの種類や運び出しの注意点まで、わかりやすく解説します。
テレビを捨てる前に知っておきたいこと
テレビの処分は、ほかの家具とは仕組みが異なります。まず基本を押さえておきましょう。
テレビは「家電リサイクル法」の対象で粗大ごみに出せない
テレビは、家電リサイクル法(テレビ・冷蔵庫・洗濯機・エアコンの4品目のリサイクルを義務づけた法律)の対象です。自治体では収集しておらず、粗大ごみとして出すことはできません。メーカーがリサイクルする仕組みになっているため、決められた方法で処分する必要があります。
対象になるテレビ・ならないテレビがある
家電リサイクル法の対象になるのは、ブラウン管・液晶・プラズマ・有機ELのテレビです。有機ELテレビは令和6年(2024年)4月から対象に加わりました。一方、パソコン用のモニターや、携帯液晶式テレビ、プロジェクションテレビなどは対象外で、粗大ごみなど別の扱いになります。判断に迷うときは、家電製品協会の対象品目一覧や自治体で確認しましょう。
「リサイクル料金」と「収集運搬料金」がかかる
テレビを処分するときは、メーカーがリサイクルするための「リサイクル料金」と、家電を運ぶための「収集運搬料金」がかかります。リサイクル料金はメーカーやテレビの画面サイズによって異なり、収集運搬料金は依頼先で異なります。正確な金額は、家電リサイクル券センターや依頼先の販売店で確認できます。
テレビの処分方法5選
テレビの処分方法は、大きく分けて5つあります。費用・手間・かかる時間が違うので、ご自身の状況に合ったものを選びましょう。
①買い替える店で引き取ってもらう
新しいテレビに買い替える場合、購入する店に古いテレビの引き取りを依頼できます。家電リサイクル法では買い替え時の小売店に引き取り義務があるため、配送と同時に引き取ってもらえて手間が少ないのがメリットです。リサイクル料金と収集運搬料金がかかります。
②購入した店に引き取ってもらう
処分だけの場合でも、そのテレビを買った店がわかれば、その店に引き取りを依頼できます。過去に購入した小売店にも引き取り義務があります。購入店が不明なときは、次の方法を検討しましょう。
③指定引取場所に自分で持ち込む
郵便局でリサイクル料金を支払って家電リサイクル券を用意し、テレビを「指定引取場所」に自分で持ち込む方法です。収集運搬料金がかからないぶん費用を抑えられます。テレビは比較的運びやすいものもありますが、大型は重いので注意しましょう。指定引取場所は家電リサイクル券センターで確認できます。
④自治体の案内する方法で処分する
購入した店がわからない場合などは、お住まいの自治体に相談すると、引き取りを依頼できる小売店や指定引取場所を案内してもらえます。自治体によって案内の仕方が異なるため、公式サイトや窓口で確認しましょう。
⑤不用品回収業者に依頼する
手間をかけず、急いでテレビを処分したい方に向いているのが不用品回収業者です。運び出しから運搬まで任せられ、都合に合わせて回収日を相談できます。大型テレビや、2階以上で運び出しが難しい場合でも対応できます。テレビ以外の家電や不用品もまとめて引き取ってもらえるので効率的です。なお、家電4品目を回収するには一般廃棄物収集運搬業などの許可が必要です。
ただし、なかには「無料回収」とうたいながら後から高額な料金を請求する悪質な業者も存在します。依頼するときは、一般廃棄物収集運搬業や古物商などの必要な許可を持っているか、料金がわかりやすく示されているかを確認して、信頼できる業者を選びましょう。
方法別の費用・手間・スピードを比較
5つの方法を、費用・手間・スピードの3つの視点で整理しました。どれを優先したいかで、選ぶべき方法が変わります。
①買い替える店で引き取り
- 費用の目安
- リサイクル料金+収集運搬料金
- 手間
- 小(配送と同時)
- スピード
- 買い替えのタイミング
- 向いている人
- 買い替え予定の人
②購入した店に引き取り
- 費用の目安
- リサイクル料金+収集運搬料金
- 手間
- 小
- スピード
- 店の対応次第
- 向いている人
- 購入店がわかる人
③指定引取場所に持ち込み
- 費用の目安
- リサイクル料金のみ
- 手間
- 中(自分で運搬)
- スピード
- 自分の都合で可
- 向いている人
- 運搬手段があり費用を抑えたい人
④自治体の案内で処分
- 費用の目安
- リサイクル料金+収集運搬料金
- 手間
- 中
- スピード
- 案内先の対応次第
- 向いている人
- 購入店が不明な人
⑤不用品回収業者
- 費用の目安
- 他の方法より高め
- 手間
- 小(お任せできる)
- スピード
- 最短で相談可能
- 向いている人
- 急ぎ・運べない・量が多い人
※リサイクル料金はメーカー・画面サイズで、収集運搬料金は依頼先で異なります。正確な金額は家電リサイクル券センターや依頼先でご確認ください。
テレビを処分するときの注意点
テレビを安全・スムーズに処分するために、次の点に注意しましょう。
対象品目かどうかを先に確認する
処分するテレビが家電リサイクル法の対象か、事前に確認しておきましょう。ブラウン管・液晶・プラズマ・有機ELのテレビは対象です。一方、パソコン用モニターなどは対象外で扱いが異なります。迷うときは家電製品協会の一覧や自治体で確認できます。
大型テレビの運び出しは無理をしない
大型の液晶テレビは薄くても重く、画面を傷つけやすいので運搬に注意が必要です。1人で無理に運ばず、2人以上で運びましょう。運搬に自信がない場合は、引き取りや回収を依頼すると安心です。
リサイクル券の控えは保管しておく
家電リサイクル券の控えは、テレビが正しくリサイクルされたかを確認できる書類です。引き渡し時に受け取ったら、しばらく保管しておきましょう。
こんな人は不用品回収がおすすめ
次のような状況にあてはまる方は、不用品回収業者に依頼するとスムーズです。
- 大型テレビを、自分では運び出せない
- エレベーターのない2階以上に住んでいる
- 購入した店がわからず、どこに頼めばいいか困っている
- 急いでいて、早く処分したい
- テレビ以外にも、片付けたい家電や不用品がある
不用品回収やるよでは、愛知県全域と岐阜県・三重県を対象に、テレビなどの家電をはじめとするさまざまな品物のお引取りに対応しています。部屋の中からの運び出しもお任せいただけるので、「重くて動かせない」「どう運べばいいかわからない」という場合もご安心ください。LINEで写真を送っていただくだけの、かんたんお見積りもご利用いただけます。まずはお気軽にご相談ください。
テレビの回収料金や、家電リサイクル券の手配の流れは、テレビ回収のページでくわしくご案内しています。
テレビの処分に関するよくある質問
Q. テレビを粗大ごみとして出すことはできますか?
A. できません。テレビは家電リサイクル法の対象で、自治体では収集していません。買い替え店や購入店への引き取り依頼、指定引取場所への持ち込み、または許可を持つ不用品回収業者への依頼で処分します。
Q. パソコン用のモニターも同じ方法で処分しますか?
A. いいえ。パソコン用モニターは家電リサイクル法の対象外です。パソコンのリサイクル制度や自治体の案内など、テレビとは別の方法で処分します。判断に迷うときは自治体で確認しましょう。
Q. 有機ELテレビも対象ですか?
A. はい。有機ELテレビは令和6年(2024年)4月から家電リサイクル法の対象に加わりました。ほかのテレビと同じ方法で処分します。
Q. 購入した店がわからないときはどうすればいいですか?
A. お住まいの自治体に相談すると、引き取りを依頼できる小売店や指定引取場所を案内してもらえます。許可を持つ不用品回収業者に依頼する方法もあります。
Q. 悪質な不用品回収業者を避けるには、どうすればいいですか?
A. 一般廃棄物収集運搬業や古物商など、必要な許可を持っているかを確認しましょう。許可番号を公開している業者は、信頼性の目安になります。また、料金がわかりやすく示されているか、見積り後に不当な追加請求がないかもポイントです。「無料回収」だけを強調する業者には注意しましょう。
まとめ
テレビの処分には、次の5つの方法があります。
- 買い替える店で引き取ってもらう
- 購入した店に引き取ってもらう
- 指定引取場所に自分で持ち込む
- 自治体の案内する方法で処分する
- 不用品回収業者に依頼する
テレビは家電リサイクル法の対象で、粗大ごみには出せません。費用を抑えたいなら指定引取場所への持ち込み、手間をかけず急いで片付けたいなら不用品回収業者が基本の選び方です。まずは処分するテレビが対象品目かを確認し、購入店がわかるかどうかを調べることから始めましょう。
不用品回収やるよは、一般廃棄物収集運搬業をはじめとする許可を持つ正規の回収サービスです。愛知・岐阜・三重でテレビの処分にお困りの際は、LINEの写真見積りやお電話で、お気軽にご相談ください。









