介護ベッドはレンタル品と購入品で手放し方が違います。返却の流れ、粗大ごみに出す場合の分解と分別、運び出しの注意をまとめました。
目次
介護ベッドを手放すときに最初に確認すること
介護が終わった後、部屋で一番場所を取っているのが介護ベッドです。ただ、介護ベッドの多くは介護保険のレンタル品で、自分で処分してはいけません。この記事では、レンタル品と購入品の見分け方から、購入品を自治体の粗大ごみに出す手順、運び出せないときの方法までを順に説明します。
まず確認:レンタル品か購入品か
介護保険の「福祉用具貸与」で借りた特殊寝台(介護ベッド)は、レンタル事業者の所有物です。ベッドの枠やモーター部分に事業者名のシールや管理番号が貼られていることが多いので、まずそこを確認してください。ケアマネジャーに聞けば、契約していた事業者がすぐ分かります。
一方、購入したベッドや、介護保険を使わずに通販で買った電動ベッドは、自分で処分する必要があります。
レンタル品の返却の流れ
- 事業者に連絡:利用者が亡くなった、施設に入った、など状況を伝えます。ケアマネジャー経由でもかまいません。
- 引き取り日の調整:事業者が自宅まで引き取りに来ます。分解・搬出は事業者が行います。
- 付属品をそろえる:マットレス・サイドレール・リモコン・電源コードなど、借りたものを一式そろえます。
レンタルのマットレスや手すり、車いすも同じ事業者から借りていることが多いので、一緒に返却の相談をすると一度で済みます。介護用品・福祉用具の処分方法でも、レンタル品と購入品の違いをまとめています。
購入品は何ゴミ?本体・電動部分・マットレスの分別
購入した介護ベッドは、自治体の粗大ごみとして出せるのが一般的ですが、分別は自治体で異なります。
- ベッドの枠(フレーム):粗大ごみ。金属製・木製の区分を聞かれることがあります。
- 電動部分(モーター・リモコン・コード):粗大ごみに含める自治体と、小型家電・不燃ごみとして分ける自治体があります。
- マットレス:粗大ごみ。スプリング入りは別料金や別区分になることがあります。
- サイドレール・テーブル:粗大ごみか不燃ごみ(サイズによります)。
申込の前に、お住まいの自治体の公式サイトで「ベッド」「マットレス」「電動ベッド」の項目を確認してください。一般的なベッドやマットレスの出し方は、ベッドの処分方法とマットレスの処分方法で詳しく説明しています。
分解して出せるか・搬出に必要な人数
介護ベッドは分解すると枠・ボトム(床板)・モーター・マットレスに分かれます。分解にはボルトを外す工具が必要で、モーター部分は重く、ボトムは大きいので、2人以上で作業するのが安全です。
粗大ごみは自宅前など指定場所まで自分で出す必要があります。2階の部屋から階段で下ろす、玄関を通すために分解する、といった作業が難しい場合は、回収業者に頼んだほうが安全です。
介護用品をまとめて片付けるときの順番
介護ベッドの周りには、ポータブルトイレ・歩行器・車いす・シャワーチェア・未開封の紙おむつなどが残っていることが多いです。
- レンタル品を返す:ベッド・車いす・歩行器など、事業者に一式返却します。
- 使えるものを分ける:未開封の紙おむつや介護食は、自治体や施設で寄付を受け付けている場合があります。
- 残りを処分する:購入したベッド・ポータブルトイレ・シャワーチェアは粗大ごみか回収業者へ。
車いすや歩行器そのものの出し方は、車椅子・歩行器の処分方法にまとめています。
回収業者に頼む場合
やるよでは、購入品の介護ベッドを分解・搬出から処分まで一度にお引取りします。2階からの搬出や玄関を通らない大型ベッドも、現地で経路を確認して人数を組みます。介護が終わった後の部屋の片付け(家具・衣類・日用品)や、ご実家全体の整理とまとめてのご依頼が多く、量と搬出経路を見てお見積りします。レンタル品が混ざっている場合は、返却と処分を分けてご案内します。
レンタル品
- 行き先
- 事業者へ返却
- 分解・搬出
- 事業者が行う
- 費用
- 契約どおり
購入品を自分で
- 行き先
- 自治体の粗大ごみ
- 分解・搬出
- 2人以上と工具が必要
- 費用
- 自治体の手数料
購入品を業者に
- 行き先
- 回収業者が引取り
- 分解・搬出
- 業者が行う
- 費用
- 量と搬出経路で見積り
遺品整理や生前整理とあわせてのご相談は、遺品整理・生前整理のページをご覧ください。ベッド単体のご依頼はベッドの回収でご案内しています。
まとめ
- 介護ベッドはレンタル品が多いです。事業者名のシールとケアマネジャーで確認してください。
- レンタル品は事業者に返却します。付属品を一式そろえます。
- 購入品は粗大ごみです。電動部分・マットレスの分別は自治体で確認してください。
- 分解・搬出は2人以上で。階段や玄関が難しければ業者へ。
- 介護用品はレンタル返却→寄付→処分の順でまとめて片付けます。









